外壁塗装は塗料で決まる!見積もり前に知っておきたいと塗装剤の知識

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耐久性から塗料を選ぶのがポイントです

外壁塗装をする際には、「出来るだけ、メンテナンスの回数は少なくしたい」と考えている方もいると思います。外壁塗装工事をするとなれば、足場などを組み立て、ある程度日数や時間、お金をかけて工事をすることになりますから、「メンテナンスのスパンは、多くしたい」と考えている方も多いでしょう。そんな方は、耐久性の高い塗料を選ぶことで、理想通りのメンテナンスが出来ますよ。

塗料の耐久性によって、どのくらいでメンテナンスが必要となるのかが変わってきます。当然、耐久性の高い塗料を使用すれば次回のメンテナンスまでの期間は長くなりますが費用は高くなりますし、逆であれば費用は抑えることが出来ます

「今回は、とりあえず費用を抑えて、現状を回復したい」という方であれば、耐久性はあまり必要ないと思いますが、耐久性を考えるのであれば、フッ素塗料などを選ぶことで、15年から20年の耐久性を得ることが出来ますから、メンテナンスのスパンを長くすることが出来ますよ。

また、最近ではガイナという塗料もあり、15年から20年の耐久性を維持することが出来ます。ガイナは、夏涼しく過ごすことが出来、冬は暖かさを保つ効果もありますから、エコの効果も同時に得ることが出来ますよ。

このように、外壁塗装を選ぶ際には、耐久性を重視して選ぶことも一つの方法。「多少、今回の工事はお金がかかっても、しばらくメンテナンスが必要ないのであれば、そういった塗料を選びたい」と考えている方は、フッ素塗料、ガイナなどがおすすめですよ。

フッ素塗料の塗装剤について

多くの外壁塗装の耐久年数は、およそ5年、長くて10年ちょっとというものが多いのですが、最近フッ素系の外壁塗装剤で、耐久年数20年という塗装剤が販売されるようになりました。

それは、創業46周年という歴史のある会社ユーコーグループのAGCコーテックが開発したフッ素の塗装剤「ルミステージ」です。ルミステージは、フッ素樹脂ルミフロンから作られた高性能なフッ素樹脂塗料です。

もともとフッソ系の塗料は、外壁塗装としてよりは、屋根塗装の塗装剤として多く使われていました。予算に余裕があるお宅は外壁にもフッソ系塗料を使用していました。塗膜のもちもトップクラスだったのですが、AGCコーテックのフッ素の塗装剤のルミステージは、従来のフッ素塗装剤よりさらに性能が上回ったものとなっています。

価格的には高い価格となりますが、耐久年数を考えると決して高くなく、経済的な塗料と言えるのではないでしょうか。予算が許すならルミステージがおススメです。

紫外線に強く、美しさを保つルミステージは、原料のフッ素樹脂の力で紫外線の被害から守ります。

ルミステージの品質の高さは、耐久性で証明されていて、通常は5年~10年の耐久年数の外壁塗装も15年~20年の耐久性があり、美しい光沢と性能を保つとされています。

ルミステージが採用されている建物や橋には、羽田空港立体駐車場、横浜レインボーブリッジ、国立劇場、大阪大林本店ビル、佃島小・中学校、東京ビッグサイト、幕張メッセ、新宿三井ビル他多数のビルや建物があります。

ウレタン塗料の塗装剤について

ウレタン系の塗装剤の良いところは、塗膜の光沢も良いので見映えがし、高級な仕上がり感も感じられて、肉もち感や付着性にも優れています。

アクリル系塗料の欠点をカバーするためにつくられたのがウレタン系塗料で、アクリル系塗料と比較しても、塗膜が柔らかく仕上がります。

また、何と言っても、価格の点でも性能の点でもともによく、戸建住宅の塗料として一番選ばれる理由です。

ちなみに、シリコン系の外壁塗装剤がありますが、価格も性能もウレタンに劣りません。ウレタン系より汚れにくいこともあり、シリコン系もおススメです。

ただ、ウレタン系塗装剤にも欠点があり、強い毒性があることや、真っ白な切り口が黄色く変わる現象が起きることがあります。また、紫外線で黄色く変わることもありますが、最近の製品はだいぶ改良されてきたといいます。

ちなみに、ウレタン系塗装剤はアルコールに反応するために、アルコールを含むシンナーが使えないので不便です。ウレタン系塗装剤には、ウレタン専用のシンナーを使う必要があります。

外壁塗装をする際の業者によっても塗装剤の選び方が違い、それに伴って仕上がりも違ったものになってきます。塗装材などもネットなどを利用して、ある程度知識を身に付けておくことをお勧めします。

その上で、外壁塗装一括見積りサイトで出してもらった複数の業者から見積を比較して検討することをおススメします。

アクリル塗料の塗装剤について

アクリルの塗装剤は上記の塗装剤の中でも一番コストが安く、住宅メーカー他、新築住宅などではお客様からの指定がなければ、ほとんどがアクリル系の塗料が使用されています。

安価で比較的優れたアクリルの外壁塗装剤ですが、ただ、難点は汚れやすく、材料や構造物に入るひび割れや裂け目他、割れ目などのクラックと呼ばれる傷みが生じやすいことです。このデメリットも考慮したうえで選ぶ事をおススメします。

また、外壁塗装材選びには、あなたの家に合致する外壁塗料を選ぶ事が大切です。塗る技術も大切ですが、 外壁塗装を選ぶときに大事なのは、個々家屋の構造とそして塗料とがマッチしたものを選ぶ事です。

塗り替え用塗料の選択を間違えると、どんなに塗装の技術が優れていても、家全体の維持には結び付かないといいます。

また、どんなに好みでも、耐久年数が短かったり、高額なコストがかかるなど、メンテナンスがあまりに大変な外壁塗装剤は避けた方が無難です。

モルタルの外壁に適した塗料

モルタルの外壁に適した塗料は、「微弾性フィラー」や「水性シリコン系塗料」などがあり、今までの模様をそのまま生かしたい外壁塗装には、サフェーサーやシーラーを下塗りとした施工法がお勧めです。

モルタル外壁の塗り替えの目安として、新築してから8~13年、その後は10年~15年を目安として行うのが一般的です。もちろん、環境や色々な状況でさがありますが、上記の期間頃になると、劣化症状が現れ始めます。

劣化症状の状態には、「塗膜に現れる部分的な切断の割れ」、「粉が吹くチョーキング」、「色が変わったり退色」、「カビやコケがうっすらと発生する」などがあります。

土台のモルタル壁の劣化の症状としては、「膜の膨れ」、「ひび割れ」、「ひび割れから出たエフロレッセンス」、「塗膜の剥がれ」、「欠損や爆裂」などがあります。

上記のような劣化症状が見え始めたら、塗り替えを考えてください。もしモルタルが乾燥して、ヘアクラックが見られたら補修をする必要があります。

外壁がタイルの場合の塗装剤

最近では、見映えを良くするためにタイルの上にクリヤー塗装などで色を塗ることも多いそうですが、見映えは気にならないのであれば補修だけをします。

予算の関係で、安くすませたいのであれば、タイルの洗い工事だけをするという方法もあります。

タイルの上に塗装を施すと、見映えがよく綺麗で良い反面、数年もすると効果も薄れ、変色や剥がれという事が起きてきます。従って、後は定期的に外壁塗装をするようになりますから、初めてタイル塗装をするときは、慎重に考えたうえで行ってください。

外壁タイルの施工の順序としては、まず行うことは壁の打検です。壁の全面を金づちで丁寧に叩いて検査をしていきます。問題個所や、欠損した部分があれば補修をして施工準備をします。

施工の準備ができたら、薬品を使って壁を洗浄します。さらに薬品が残らないように修正洗いをします。その後、塗装剤が壁に良くつくように密着剤塗を塗ります。密着剤を塗った後、状況によりシーラーを塗ります。シーラーとは、塗装剤の密着性を高めるものです。

それが終わると中塗りが行われて、それから上塗りが行われます。中塗りと上塗りは同じ塗料を使いますが、2度塗りすることで耐久性も良くなり、色も深みのある色になります。

洗浄する薬品は、強すぎるとタイル事態を傷め、弱すぎると綺麗に洗浄できないため、タイルの汚れ具合によって慎重に決めます。

洗浄する薬品が弱すぎると綺麗に落ちないだけでなく、作業効率が悪くなるので、この施工準備の工程が一番大事で、段取り8分とも言われています。多くは選んだ後で試験洗いをしてから実施しています。

最後に浸透型給水防止剤や、コンクリート強化剤、クリヤー塗装などの保護塗装で仕上げます。最近は海外から入った、剥落防止のコーティングというのもあるそうですから、外壁塗装業者さんとよく相談することをお勧めします。

土壁の場合の塗装剤

屋根とともに家の外観のイメージに大きく影響を与えるのが外壁です。好みによって様々な外壁を選びますが、昔ながらの落ち着いた雰囲気を好む人にとっては土壁が欠かせません。

また、近年増えているアレルギーで悩んでいる人は、ハウスシック症候群を恐れて日本風にして木の素材を多く使った家を建てる人もあり、それに合わせて土壁の新築住宅も増えているといいます。

ちなみに、アレルギーの人でなくても、新築の家に入居してからハウスシック症候群に悩まされる人は多いです。できれば窓を開けていられる時期での引っ越しをおススメします。

土壁塗装の塗装剤も開発が進み、優れたものが出回るようになりました。それらの中に、アイカの「ジョリパットシリーズ」がありますが、色落ちが極めて少ない顔料を使用しているため、仕上がりの美しさが長期にわたって保てるとされています。

外壁塗装の下地用のサイディングのメリットは、メリッとデメリットの感じ方は、その人によって違いますが、ある人は、塗り壁の場合は何年もしないうちにシミやひび割れが出ることもあるけれど、それもあまりなくて良かったといいます。その他、土壁塗装の方が見た目が古臭くならないのもメリットとして挙げています。

塗り壁よりも耐久年数が長いこともあり、メンテナンスに関しても楽なのも土壁塗装の良いところです。

また、施工する側にとっては、塗り壁よりも技術がいらないので、職人を確保しやすく、仕入れや原価計算も楽なので経営者としては土壁塗装の方が楽なようです。

外壁が羽目板のケースの塗装剤

今ではあまり見かけなくなりましたが、全部木の羽目板の家が近所にあり、そのお宅で少し前にその羽目板の外壁塗装をしました。羽目板とは、木で作られた板を平行に貼って施工していくもので、土壁の上に補強のために貼る場合も多いです

築30年のその家では、これで2回目の外壁塗装でした。古い家なので補修する箇所も多く、金額的にもかかったようです。そして、モルタルなどの外壁塗装もそうですが、ただ単に表面を塗って綺麗にするだけなら簡単なのですが、塗る前の段階の下準備がモルタル以上に大変だったそうです。

玄関の脇の柱は劣化が酷く、格子は完全に塗膜が禿げていたそうです。その禿げ方が異常なので、前回の塗装の時の手抜と思われるとのことでした。

羽目板の塗装剤ですが、黒の色調にする場合、数年後に剥離する可能性は大きいのですが、そのお宅ではペイントでの施工にしました。

木目がでないようにするということそのお宅では黒色のペイントでの施工を選びましたが、木目が出てもよい場合は、オイルステインでの施工が良いとされています。

また、環境のことや毒性もあるということで、環境問題が厳しくなった今はあまり使われないようですが、ほぼ真っ黒になるクレオソートやタールの塗装剤もあります。

ただ、これらは防虫性には優れていて、羽目板の外壁塗装剤としては素晴らしいものがあるようです。

この他、塗装ではないですが、焼き板の羽目板も趣が有り良いものです。しかし、コストが高くつくこともあり、今では焼き板での外壁の施行をするお宅はほとんどないようです。

サイディングへの張り替えも選択になります

外壁の補修には、「外壁に塗料を塗る方法」と「サイディングへの張り替え」があります。それぞれにメリット・デメリットがありますが、外壁塗装のメリットは低コストで出来ることです。しかし、耐久年数が短いというデメリットがあります。

逆にサイディングへの張り替えのメリットは、耐久年数が長いことと、壁内部の補修ができることです。しかし、かなり高額な費用がかかるため、価格的に安くできる外壁塗装にするお宅が多いです。

近所の一戸建てのお宅でも、ひび割れが出始めてから1年ほどたった後、サイディングへの張り替えの施工をしました。工事は大手住宅メーカーに依頼する高いと聞いたので、屋根や外壁塗装専門の業者さんに依頼しました。

しかし、塗装剤を塗るのと、サイディングでの外壁塗装では、金額にサイディングでの方が高く、あまりにも差があるので迷ったのですが「長持ちする」ということでサイディングに決めました。

ひび割れをそのままにしておくと、ひび割れから雨水などが入り込んで中の材木が腐るので、10年に一度のメンテナンスが必要だそうです。ホームセンターなどに行くと、シリコンコーティングも売っているそうですが長持ちしないどころか、下手にやるとかえって悪化するとのことでした。

そういえば、キッチンの床もコーティングをすると、床の材料が空気に触れないので良くないという話を聞いたことがありますが、それと同じなのですね。

ちなみに、知人のお宅のサイディングでの外壁塗装代は、割引をしてもらったのですが、3階建ということもあり、90万円だったそうです。2階建てだったらもっと安くなるとは思いますが、かなり高いようです。

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